今回の入院で狙っていたことがあった。
病院食でお手軽ダイエット。
今まで3回入院しているが病院食というのは太りようがない食事だ。
痩せることがあっても太ることはありえない。
入院初日の食事で嬉しかったのは病院食なのに美味しいのだ。
そこの病院グループは昔から病院食は不味いという悪評を払拭すべく努力しているそうだ。
私はいつも完食し手を合わせてご馳走さまと言っていた。
これでダイエットできたら言うことなしである。
しかし考えが甘かった。
味が甘いのではない。むしろ薄口である。
患者という者は運動しない。
通常生活を前提にしたカロリーの食事では太ってしまう。
なので一日ベッドで寝ていることを想定したカロリー計算で献立を組む。
つまり完食した場合は太らないし痩せもしない。
考えてみればいままでの病院食は重湯だの葛湯もどき(単に片栗粉を水で溶いたような)とか残すものが多かった。
それに体調から食欲もないことが多かった。
今回は病気が原因で入院しているわけでもなく体調も良かったため米の一粒残すことなく舐めるように完食していたのだ。
後半は砂糖ミルク入の缶コーヒーを毎朝2つ飲んでいた。
手術食後の一日はご褒美として菓子パン3個と芋けんぴを食べた。
これでダイエットできるわけない。
かくして帰宅して測った体重はまったく変動していなかったのである。
バカ患者の行動まで見通した見事な栄養計算であった。
